公職選挙活動で妨害行為「つばさの党」

時事ネタ雑記

警察当局が「つばさの党」の主要メンバーと事務所と代表2名の自宅を家宅捜査。

ふつうの記事なら、まあ自業自得だろうという話題。

警察の動きが遅いとかなんとかいう非難もあるようだが、「生きかた千夜一夜」では、もっと大きな視座で世相を見る。

これは、誰でも、いつも知っていることだが、全ての人間がやることは因果応報の仕組みでバランスがとられている。

だから、ある「国」の法律で合法だろうが違法だろうが、人に苦しい思いをさせた人間には、遅かれ早かれ同じ苦しみを受ける順番が回ってくる。

他人に与えたインパクトが大きければ大きい程、自分に帰ってくる仕打ちも大きくなる。

そんなことは誰でもわかっていること。

わかっているのに、忘れてしまうのが人間の性(さが)というもの。

彼ら「つばさ」の人達が、これから取り調べられて、司法判断が入って実刑になったり、執行猶予になったりという物語が進むだろうが、何があっても必ず、「手ぬるい」とか「やりすぎ」だとか「早くしろ」だとか「釈放するな」といった声があちこちから飛んでくる。

しかし、そういう恨み・つらみや、いやなストレスを発散する行為もまた、何らかの意味で他人にマイナスのインパクトを与えるわけだ。だから、それと同じインパクトが必ず帰ってくる。

直ぐ帰って来る人もいるし、来世で帰って来る場合もある。それは人それぞれだ。

そしてこれは、宗教でもなんでもない。

あたりまえの自然の摂理だ。

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何が言いたいかというと

彼らの選挙妨害が迷惑だという人は、正々堂々とそれを主張すればよい。

しかし、その時にけして相手を「つぶしてやろう」とか「政治生命を奪おう」なんて余計な魂胆をもっちゃいかんのだ。その余計な部分は、結局自分への報いとして帰って来る。

民事であれ、刑事であれ、利害関係に直接関係のない人は、黙って事のなりゆきを見て勉強するべし。

もし自分の身に同じことがあったらどうだろうか? いかに正当な理由があっても、人が嫌がることはやはりやるべきじゃないのね、といった勉強。

それ以上のことを言ったりやったりしちゃだめだよというのが、生き方の基本だよ。

もちろん、自分も60歳代の後半になるまでは、この自然の摂理をよく解っていなかったから、好き勝手やってきた。

余計なことを沢山「言ったり・やったり」したんだ。

それで沢山苦しんだ。だから、これを読んでいる若い人は、すこしでも「生きかた」を考えてほしい。

人のふり見て何とやら・・・ おかしな方向に行かないようにね。

さーて

今日は、晩酌用のジャックダニエルが切れたので近くのディスカウント・ストアで買って帰ろうかな・・・それがしは無宗教じゃから飲酒も自由じゃ

家宅捜索のニュースを聞いて立花孝志君は何を言うかな。

正負の法則

2002年の4月に美輪明宏さんが書いた「ああ正負の法則」という本が世にでて、世の中の良いことや悪いことは必ずバランスするという美輪明宏の法則として世に出るようになった。

この法則は、しかし、美輪明宏が発見したものではなく、太古の昔から教えられてきた自然の法則である。

例えば、あらゆる宗教で使われる「カルマ(業)」の法則も、正負の法則と同じことを説いているし、因果応報という言葉も、要するに正負の法則だ。

海外では、退行催眠療法士として世界的に著名はドロレス・キャノンがよく言っていたのは、“ What goes around comes around” の格言で、この意味は、自分がやったことは必ず自分に帰って来るという意味だ。

キャノン(女史)は数千回という途方もない数の退行催眠の臨床経験から、人間の深い記憶から呼び覚まされる真実はみな同じだということを発見して、沢山の著作を残した。

曰く、全ての霊性は何度も輪廻転生して、過去の苦しみは必ず報われ、現世で人から取り上げれば必ず来世で奪われるといった正負のバランスがきっちり解消されるまで、延々と経験する人生を繰り返すと説明している。これは「殺す・殺される」の関係も同じであるという。

キャノンの人生訓には一切の宗教的概念は含まれていない。彼女は、自らの体験談の講演をする中で、「地獄というものは存在しない」と名言してきた。別の意味で人間は、自分で地獄を「創造」できることも説明していた。

人を苦しめる行為の極限を考えてしまった人間の負の信念(無論、これを考えること自体、善行ではない)の集大成が地獄であり、その信念に影響された多くの人間が、肉体を離れても地獄の概念に縛られ、自ら地獄を創造して苦しむという形で報いを受けているという構造が有る。生死を超えた正負の法則が人類にも見えてきているのだ。

繰り返すが、これは宗教の話ではない。自然の摂理だ。

つばさの党の人々は、選挙妨害という彼らの正当性を概念として創造した。それに囚われた民衆が違法行為という地獄を創造して、そこに落ちていく人を決めている。

だれが決めたものでもない、人間が自分で創造して囚われているだけだ。

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