TOH体験談(その2)

千夜一夜

冒頭の画像はAIを利用したイメージ画像です。本人はこんなに立派ではないです。

今回は2024年12月に初めてTOHと診断されてから翌年の正月までの経緯です。特にステッキを使い始めた頃、助骨の痛みを止めと「腰ベルト」の記録があります。

ステッキ(その1)

当時の闘病日記から・・・

整形外科にて痛み止めと湿布薬を処方され、同時に歩行時に使うステッキを渡された(1800円)このステッキを使うことで、平地での歩行はかなり楽になったが、それでも、歩いている間は痛みがあるので、休み休み歩く状態が続いた。

ステッキ(杖)については、最初はちょっとしたサポートという感覚だったが、使い方が分かってくると次第に強く依存するようになり、やがては杖の使い方によっては、痛みがほとんど問題無くなるようになった。ロキソプロフェンという痛み止め(飲み薬)も有効で、貼り薬のロキソプロフェンナトリウムテープというのも非常に効果が高い。

編集後記:杖には下のように様々あるようですが、私が整形外科受診時にポンと渡されたのは左上の「T字杖」一本でした。他に種類があるとか、要望とかそんな会話はありませんでした。でも結果的にこのT字の杖で充分効果的でした。

専門のサイト:https://myscue.com/topics/500488-suzuki-stick 

養生をして安静にした次の日は、はっきりと症状の改善が感じられる。

スポーツジムのアクアウォークの一件があるので、可能な限り歩かず、ステッキを常用するようにしたが、家の中ではステッキなし「ヨッたんバッコン」の無様(ぶざま)な歩きで生活。通勤は御法度だったが、オフィスにあるラップトップPCを取りに13日に一度(杖をついて)通勤。そしてコンサル先の企業の取締役会と忘年会で20日に出勤。12月13日は血圧の薬が無くなる時期なので仕事場の近くで内科を受診。尿酸値が高い(7超え)ので、新たに尿酸を崩す薬の処方を受け、翌日から服用。

出勤した日の翌日は、「痛みが戻る」ことがはっきり自覚できるが、全体的には症状は改善してきていた。

ステッキを使い始めると、股関節の養生以外にステッキを持つ右手の養生が必要になる。かなりの力がかかっているので、歩くうちに手のひらの中央が痛み出す。痛みを感じた場合はステッキのハンドルの方向を変えて窪んだ部分に手のひらをあててみたり、膨らんだ部分にしてみていた。

もちろん、右足には大変な負担がかかる。86キロの全体重がかかる瞬間が増えるわけだから、いつ壊れても不思議ではない。結局は歩く量を減らして、右足への負荷のかけすぎを避ける生活となった。

杖の使い方を文章で説明するのは無理です。でも足が痛い時に杖を持つと、人間は自然と一番いい方法を見つけるもので、誰の指導もなくとも自然に杖を使いこなすようになります。とても不思議ですが、それが私の体験でした。後にリハビリの指導員の方から教えてもらったのは杖の高さを「変えてみると」身体への負担が少なくなる場合があるということだけでした。

通院(その1)

当時の闘病日記

12月24日に同じ整形外科に通院。(医師からは2週間ごとの通院を指導されていた)

大きく改善した旨を伝えるも、まだ油断禁物と釘を刺される。レントゲン撮影は異常なし(特に大腿骨頭の「壊死」の疑いを払拭)そして骨密度の検査を初めて受けて、平均より若干低いことが判明。正し、これがTOHの主因だという話ではなかった。

壊死と判定されれば、最悪は手術で金属のパーツを埋め込んだりして大変です。この時点で私の病気はTOHであり、それ以外ではないと判明したようです。つまり、なるべく歩かずに、自然に治るのを待つしかないということです。

前回撮った採血の結果は、骨に負担がかかっていることを示すマーカー(ALP)が反応していることが判明。これは大腿骨頭の炎症の関係だろうと思われるが、くどくどと説明はなかった。それ以外は、内科と同じ尿酸値の問題。これは内科で治療中と答えて会話は終わり。

1ヶ月間の鎮痛剤とロキソプロフェンナトリウムテープを処方されて、1ヶ月の経過観察に入る。

年末年始は31日から3日までは、昼時に外に出る散歩程度の歩行だけで日々安静に暮らしたため、かなりの症状の改善を見た。

ステッキ(その2)

ステッキは便利だが、こういうものにも副作用があるようで・・・

股関節の痛みが徐々に薄らぐと同時に、前述した手のひらの痛み、そして左足の膝の不具合、そして1月2日あたりから上半身の肋骨で支えている部分の筋肉が痛み出した。

特に嫌だったのは肋骨周りの筋肉がズキズキする痛みである。ステッキを使っていると左股関節に力が加わらないようにステッキを支点として体全体でサポートするので、上半身にもストレスが加わっていた。

注:「助骨」の正しい名称は「肋骨(ろっこつ)」であり、胸のまわりを囲んで心臓や肺などの臓器を守る骨のことです。

これを解決したのが、腰ベルトだ。家内が買ってきてくれた腰痛用の腰巻きベルトを、上半身の肋骨のあたりで軽く装着して見ると、肋骨から背中にかけてのズキズキする痛みが嘘のように消え去った。これは非常に助かった。

正月になって痛みが引いてくると、鎮痛剤が効いている間は、ステッキと左足の患部への荷重が自然と半々にバランスされてくる。このあたりのバランス配分は自分が頭で考えてできるものではなく、本能的に自分の体が細かく反応してくれているのだ。

出典:https://kaigo.homes.co.jp/manual/homecare/basic/cane/

この絵図では杖の持ち方を案内しているが、このへんは使っている本人が、ちょっと利用すればすぐに最適な持ち方が(本能的に)わかるようになります。ステッキの高さは重要です。高すぎても低すぎても良くない。闘病記には書いていないが、この手のステッキは3段ロケットのような構造になっている。ただし、この3段構造は高さの調節のためではなく、使わないときにコンパクトに折りたたんで手提げ袋に入れ込んで持ち運べるのです。高さの調節は手元に三段階ぐらいのストッパー機構があります。まあ使えばすぐわかることです。

今回もご覧いただき、ありがとうございます。

闘病記は続きます。

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