石破首相、その「ネバゲル」な実態

時事ネタ雑記

昨年、自民党内で激しい対立が繰り広げられた結果、まさかの展開で石破茂氏が総裁に選ばれました。個人的には、あの理路整然とした高市早苗さんが僅差で敗れ、党の要職からも外れたことは、今でも残念に思っています。

このニュースが報じられた時、我が家では珍しく夫婦の意見が一致しました。「なんか、気持ち悪い人が首相になっちゃったね…」と。

正直なところ、彼の顔を見るたびに「人相が良くないな」と感じてしまい、何を言われても素直に信用できないんです。安倍さんや麻生さんには、たとえ色々批判があっても、そこまで人相の悪さを感じることはありませんでした。岸田さんあたりから、ちょっと疑問を感じるようになったんですけどね。

SNSではすぐに「石破のネバネバ、茂はゲル」という、私たち市民が妙に納得してしまう呼び名が定着しました。それ以降、私自身も呆れるような失態が次々と報じられ、その度に「やっぱりね…」と思ってしまいます。

8月に入ってからは、ネット上に反石破の動画が嫌になるほど溢れかえっています。どれを見ても似たような内容で、もう石破総裁が失職する前から、正直飽きてきてしまいました。まあ、これが石破陣営の狙いなのかもしれませんが…。

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問われる私たち主権者の責任

ここで、報道内容やSNSのコメントを繰り返すことはしません。ただ、日本の首相の発言がこれほどまでに質の低い「つなぎ言葉」に終始し、公約も政策も次々と後回しにされている現状は、私たち国民にとって恥ずべきことだと感じています。私たち主権者こそ、猛省しなければならないのではないでしょうか。

SNSでは「選挙への参加こそが国民の力だ!」という声が多く見られますが、もっと根本に立ち返って、「こんな政府を許してきた日本国民は考え直すべきだ」という国民自身に向けた問いかけは少ないように思います。

なぜ少ないのか?それは、国民を批判するような発言は、誰も受け入れたがらないからでしょう。ここに、今の日本の品格の限界があるように感じてなりません。

1940年代、大戦の末期に国のために命を捧げた若者たちの魂が引き継がれている日本。過剰な右翼化は危険ですが、今の日本政府のあり方に強く異議を唱える国民が、もっと声を上げるべきだと私は思います。

防衛と安全保障の新たな視点

反自民の主張は、とかく増税や所得改善に集中しがちです。しかし、私たちがまず解決すべきは、日本の防衛と、あらゆる領域における安全保障ではないでしょうか。

現在の日本のように、他国のスパイ活動を自由にさせている状況では、経済復興を議論しても意味がありません。日本の防衛に関する考え方も、その基盤となる軍事的知見が「昭和」のレベルから抜け出せていないままでは、話になりません。

もはや大砲と爆弾で戦う時代は終わりを告げようとしています。最も危険なのはサイバー攻撃だということに早く気づき、物理的な戦力を無力化する発想から、日本の防衛を作り直す時期に来ています。

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今、世界の国防課題は「核」のリスクから「テロ」のリスクへと大きくシフトしています。そして、テロのリスクの背景にはサイバー攻撃があるのです。本当のリスクがサイバー空間に移り始めれば、核保有はもはや防衛力の代名詞ではなくなるでしょう。

そんな世界になれば、核を保有している最貧国が最初の犠牲になるかもしれません。攻撃側に必要なのは、ごく少数の高度な技術を持つハッカーだけ。彼らが脇の甘い核保有国のシステムに侵入すれば、その国の防衛力はそのまま自国の壊滅に使われてしまうのです。

このような議論が具体化された政策と防衛体制が確立できて初めて、日本の経済も国民の所得も、おのずと改善の兆しが見えるようになるのではないでしょうか。

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